高配当株ETF・投信:配当の多い株の「詰め合わせ」
ひとことで言うと
配当の多い企業の株を、まとめて持てる商品です。1つ買うだけで多くの企業に分散でき、受け取る分配金のもとは、その企業たちが払う配当です。
国内の株か、海外の株か基本
日本の株か、海外の株か。海外なら為替の影響も受けます。
日本の企業に投資するものと、米国など海外の企業に投資するものがあります。
海外の場合は、株価の動きに加えて、為替の動きも分配金や価格に影響します。
分配のタイミング
分配の回数は、商品によってさまざまです。
年1回のものから毎月のものまで、商品によってさまざまです。分配のタイミングは決算の時期で決まります。
国内のETFの分配金は、中身の株の配当からコストを引いた範囲で払われます。一方、非上場の投資信託タイプは、収益を超えて分配することもあります。
決算日の直前に買っても、分配金の分だけ価格が下がるので、それだけで得をするわけではありません。
中身は「銘柄の選び方のルール」で決まる
どんなルールで銘柄を選んでいるかを、商品の説明書で確かめましょう。
高配当株ETFの中身は、銘柄の選び方のルールで決まります。利回りの高さだけで選ぶと、減配しそうな会社が入ることもあります。
また、配当の多い会社は、銀行・商社・エネルギーなど特定の業種に偏りやすい傾向があります。
商品の説明書(目論見書など)で、「どんなルールで選んでいるか」を確かめましょう。
値動きは、株と同じようにある
株の詰め合わせなので、株価が下がれば価格も下がります。
株の詰め合わせなので、株式市場全体が下がれば、価格も下がります。
分配金だけでなく、価格の変化と合わせて見ることが大切です。
海外ETFと「カバードコール型」の注意点
利回りの数字が高い商品は、そのしくみを確かめましょう。
米国のETFでは、分配金の一部が「元本の払い戻し(Return of Capital)」になることがあります。
また「カバードコール型」と呼ばれる商品は、値上がり益の一部を手放す代わりにオプション料を受け取り、分配金を増やすしくみです。利回りの数字が高く見えても、相場が大きく上がったときの値上がりは取り込みにくくなる一方で、相場が下がったときの値下がりのリスクは残ります。
こんな人向き
- 配当を受け取りながら、多くの企業に分散したい人
- 個別の銘柄を選ぶ手間をかけたくない人
気をつけたいこと
- 株価が下がれば、価格も下がります
- 海外の株に投資するものは、為替の影響も受けます
- 利回りの数字が高い商品は、その理由(しくみ)を確認しましょう

気をつけたいこと